ブラジル時期大統領選挙で極右政党のボウソナーロ氏が当選確実となった様です。
ブラジルはこれまで12年間も左派労働党が政権を取って来たのですが度重なる巨額汚職事件などで特にワールドカップ&オリンピック以降のブラジル経済は嘗てBRICS等と騒がれた影は跡形も無く現在最悪の経済状況とも言われています....
丁度九月にサンパウロを訪れた際は会う友人達の多くは今回当選したボウサナーロ氏を皆支持していました...
軍人出身でブラジルのトランプと言われる人で発言は過激ですがブラジルを経済、インフラ、治安、教育等々本当に改革したいと悲願している非常に熱い心の持ち主の様です。
ブラジルは21年間軍政でしたがその後,33年前民政になりました...
民政以降のブラジルは特に年間300%の酷いインフレに悩まされましたが...
経済学者であったフェルナンドエンヒッキカルドーゾ大統領はブラジルのインフレを撲滅して経済を立て直し偉大な功績を残しました
その一番乗りに乗ったブラジル経済状態時期に低所得者層に絶大な支持を得て政権を引き継いだのがルーラ前大統領が率いるPT労働党でした...(ルーラ前大統領は贈賄罪で投獄中)
ルーラ前大統領はボルサファミリアと呼ばれる低所得者層の人々に月30ドルの生活援助をすることを提唱して政党は12年間もの間政権を取れたのです....
順風満帆な景気の中旧ルーラ政権は我々がブラジル経済を良くしたと声を荒げましたがその功績は実は前政権から引き継いだものだったのです....
当初は非常に景気の良かったブラジルも12年間の間国民の期待は徐々に薄れブラジル史上最大級の汚職事件と言われた超優良国営石油会社ペトロブラスを倒産寸前にまで追い込みました....
今回はそんな前政権の苦い思いをした国民の答えが元軍人極右政党のボウサナーロ氏なのです
親しいサンパウロの友人から教えて貰ったのは現在国際指名手配中のルーラ前大統領の息子や一族はは世界中に巨額不動産を買いあさりサンパウロの住まいはお城の様な住まいだったと聞きます...
ところが嘗て軍政時代の大統領経験者の自宅は皆大変質素なものと聞きます...
そんな歴史背景もありブラジルは今回左から一気に右に舵を切りました....
今回のボーソナーロ時期大統領は街頭演説中に何と!腹部を刺される暗殺未遂事件もあり幸い一命取り止めた事件でも話題に成りましたが....
(余談ですが刺された直後に向かったのがリオの公立病院だったのが幸いして緊急手術に立ち会った医者は皆ナイフの刺し傷やピストルに因る弾丸摘出等治安の悪いリオでは緊急手術のエキスパートだったのです。
これがもし裕福な私立病院だったらまず検査検査で手術が手遅れに成ったであろうと言われています..)
その事件が切っ掛けに他に3候補居た支持者の票が動いたとも言われています。
来春からの新生ブラジルにブラジル国民と世界の期待が集まります....
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